芸術、あるいは特別な空間

好きなものと言えば、もちろん語学、なんですが、
どういうものか、この夏あたりから、美術・芸術系に心惹かれて、あちこちの展覧会やらなにやらに出かけております。
ここ最近では、北斎展に行き、その前はオルセーにも。

子どもの頃から、そういう展覧会などには縁がなく、新聞などで取り上げられていても、特に食指が動くわけでもなかったのに、どういうわけでしょう。
それがわかる(楽しめる)年齢になってきた、ということなんでしょうか。
それとも、何かがこの先に、待っているのでしょうか。

一応、会場では音声ガイドも借りて聞きながら回りますが、そういう正しい知識はほどほどに、自由闊達に妄想・空想を飛び回らせて、観ている自分に最近気がつきました。
オーソリティの言う「賞賛すべきポイント」ではなく、「自分目線の絶賛ポイント」を最優先にして、存分に楽しんでおります。
そのためか、展覧会を見終わると、まるで、どこかに旅行に行ってきたかのような、すがすがしさでいっぱいになります。
たとえば、この前、土砂降りの中、出かけた北斎展では、見終わった痕、心の中は日本晴れ、でした。

なんというか、芸術空間というのは、日常を離れた異空間なんでしょうね。

最近、あこがれのイラストレーターさんとかミュージシャンさんとかと直接言葉を交わす機会が幾度かありました。
接してみて強く感じたのは、「この方々は、自分のいるところとは、全く違うところにいらっしゃるのだ」ということ。
月へ帰って行くかぐや姫たちと、それを見送る地上のじい・ばあ、という感じでしょうか。
決して、卑下しているということではなく、重力に常に縛られて暮らす自分と、軽やかに空中を舞うように生きる人たちと。
そういう方々が紡ぎ出す絵画なり音楽なりに触れることで、地に住む私は、気持ちだけでも透き通るのかもしれません。

どちらかというとここまで実学一色で過ごしてきましたが、このあたりで、少々、芸術を差し色として使ってみたら、という思し召しでしょうか?
この秋も、すばらしい展覧会や特別展が目白押しです。
しっかり楽しみたいと思います。
by hao3chi1 | 2014-10-13 14:54 | 日記 | Trackback | Comments(4)
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Commented by happy-smile-frog at 2014-10-14 21:12
美術館楽しいですよね。

私も好きです。

わかってないけど…

えへへへ。

カエル
Commented by hao3chi1 at 2014-10-15 22:25
カエルちゃま、きれいなものを見たり、澄んだ音楽を聴くと、気持ちがいいですよねー。まさに、芸術の秋、です。
Commented by yukinachan55 at 2014-11-02 19:05
こんばんは
美術館、博物館大好きです。
自分で見て自分なりの題名を付けています。
面白いです。
Commented by hao3chi1 at 2014-11-04 18:35
ゆきんこさん、コメントありがとうございます。
私も、自分の好きなように観ては楽しんでいます。「こう観なくては」と思うとちょっと堅苦しいので。とはいいつつ、一応、音声ガイドはいつも借りて、聞きながら、言いたい放題しております。
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