悪夢のようなワールドカップからもう1年以上経過するのですね。
あれは当然の結末だ、というのがたぶん、今の解釈なんでしょうが、 関連する本を一気に読みましたので、感想を。 「ジーコ備忘録」ジーコ著 うーん、内容的にはこれまでジーコがあちこちで話していたことと変わりなく、読んで新たな情報はありませんでした。備忘録としては、トルシエジャパンの内幕を描いた「山本昌邦備忘録」の方が数段おもしろかったです。ジーコが思っていることをオープンにしていたので、トルシエのように謎な部分がなかったからだと思いますが。 「神の苦悩 ジーコといた15年」鈴木國弘著 ジーコの名通訳、鈴木氏の備忘録。題名ほど深刻な感じではなく、ジーコと過ごした15年のエピソードが書かれています。「ジーコはもう日本に戻ってこないんだ」という鈴木氏の寂しさが胸に残ります。この二人は本当に名コンビだったな、と思う1冊。(トルシエ氏とダバディ氏も名コンビだったけど、ジーコと鈴木氏はまた格別。) 「敗因と」金子達仁ほか著 関係者からの取材を基に書かれたノンフィクション。読み終わっても「結局なんだったんだ」という疑問が残ります。それはたぶん、コアになる人たち(例えば、中田英寿氏と宮本恒靖選手)からのコメントが取れてないからじゃないかな。でも、きっとこの二人はそこでなにがあったかについては墓場まで持って行くような気がします。 「ジーコ セレソンに自由を」増島みどり著 ワールドカップ直前に出たもの。今まで読みそびれていました。増島さんのジーコに向ける尊敬の念、サッカー選手に対する温かい気持ちが伝わってくる一冊。ジーコの方向は間違ってない、と感じ、ますますジーコサポーターになりました。 ドイツ後、それぞれの選手にそれぞれの展開がありました。ジーコはトルコで監督をやり、宮本さんは年頭からザルツブルグへ。異なった環境で一生懸命やっている彼らの姿に、私はとても励まされてます。 チャレンジする、って本当に素敵。
by hao3chi1
| 2007-07-01 07:25
| 日記
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