黒田先生の『ロシア語だけの青春 ミールに通った日々』

のりぃ先生と同じくらい大好きな黒田龍之介先生の本を丸善の本棚で発見し、うきうきと買ってきました。

ロシア語だけの青春 ミールに通った日々

黒田先生のこれまでのご本にちらちら出てきた、ミール・ロシア語研究所。
こういうところが東京にはあったんだなあ、と。
ちょっとうらやましくも、でも、もし当時東京暮らしであっても自分で電話する勇気はなかったかも。

黒田先生が、高校生の頃から通い、憧れ、大学に入ってからもずっと続けていたミールでのロシア語学習。
先生が黒田青年であった頃の、逡巡の日々が語られていて、今のあの黒田先生にはこういう背景があったのか、などとしみじみと読みました。

ミールを通じての人の縁、さざ波のように広がる仕事。
人生は偶然で展開していく、けれど、やっぱり、あるべき所にあるべき人は進むのですね。

ミールが閉校するとき、その後を継ごうと黒田先生は本気で考えられたようですが、代講をやってみて、とても体力が続かないことを痛感されて断念。
本気で教えるって、本当に大変なことなんですね。(本気で教わる方も体力気力が充実してないとついていけないのですが。)

NHKロシア語講座でお馴染みの貝澤先生のお話も出てきます。
学生時代から超優秀で、ミールではマジメで厳しい先生であった、と黒田先生は書いておられます。
こういう内輪話も楽しい本ですね。

# by hao3chi1 | 2018-05-06 16:56 | ほん | Trackback | Comments(0)

GRD2に回帰する

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デジカメの栄枯盛衰はまさに生き馬の目を抜くがごとくで、あれほど新製品が目白押しだったコンパクトデジカメはもはや息も絶え絶えな状況になっています。
今や時代は、高性能スマホカメラあるいはミラーレス一眼、といったところ。
でも、軽くて写しやすいコンパクトデジカメ、私は好きです。
機能的にはもはやスマホカメラに負ける部分もありますが、写真を撮ってる感が、フィルムカメラに似たところがあって、古くなりつつも、見捨てられずにいます。

イベントや屋内展示では、今ひとつな写真が多かったGR Digital Ⅱ。
数年間、棚で眠っていたのを、ふと思い立って、久々に取り出してきました。
(最新のGR2ではありません。)

軽い!小さい!手にフィットする!

ここ数年、もっとハイスペックなコンパクトデジカメを使っていたので、GRD2を手にして、ちょっと驚いた次第。
なんだろう、このぴたっと感。

そして、撮影してみると、

写るのがなんだか速い気がする!カメラの反応が速い!
単焦点だけど、だからこそ、の写真が撮れる、気がする。

いけるじゃん、なかなか。

バッテリーがかなりへたっていたのが問題でしたが、写り具合や使い勝手はかなり満足ゆくものでした。
またしばらく、これで写そうかな、写すのが楽しくなりそうです。


# by hao3chi1 | 2018-05-01 16:58 | しゃしん | Trackback | Comments(0)

お帰りなさいませ、のりぃ先生

2018年度は、すがすがしくも、4月2日月曜日から開始、となった、各国語NHKラジオ講座です。
今年度、個人的に特筆すべきことの第一は、ラジオスペイン語講座に福嶌教隆先生が復帰されたこと!!!
お待ちしておりました、のりぃ先生。そして、お帰りなさいませ。

テレビ講座でののりぃ先生は、実は相当、ムチャぶりされていたのであった、ということを、黒田龍之介先生のご著書で知りましたが、
それでも、それをみじんも感じさせないパフォーマーぶりにすっかり魅了され、
以来、ずっと、先生がスペイン語講座に戻っていらっしゃる日をずっとお待ち申し上げておりました。
神戸市外大の学生さんいいなあ、とか、聴講生とかないのかなあ、とか、いろいろ画策した日々もありました。

そして、今年度、念願叶って、のりぃ先生のラジオ講座開講!しかも、後期もある!

さらに、テキストの挿絵は、のりぃ画伯の直筆ですよ、素晴らしすぎます。
原画展をやってくだされば、絶対、見に行きます。
さらに、原画集出版があれば、きっと、買います。
NHK出版様、ご検討下さい。

それで、本日初回。
もちろん、録音して、先ほど、聴取。
月日は流れて、「名誉教授」になられたのりぃのお声は、私の記憶のより渋めでしたが、
しかし、
スペイン語を話すお声は、全然変わっておられない、むしろ、艶が出てる感が。
そして、以前同様、明るくテンポよく講座は進み、明日も聴いてね、と言われずとも、もちろん聴きますとも。

ポルトガル語やってるせいか、スペイン語も結構わかったりして、今度こそ、のりぃ先生について、スペイン語もできるようになりたいです。
動詞活用に負けずに、がんばります。

# by hao3chi1 | 2018-04-02 20:34 | ことば | Trackback | Comments(0)

語学好き感涙!『風雲児たち〜蘭学革命篇〜』

NHK正月時代劇『風雲児たち〜蘭学革命篇〜』見ました?
『真田丸』ファンとしては、待ちに待ったその日、その時間でしたが、それはとりあえず置いといて。

前野良沢先生ほか皆さんが、ちんぷんかんぷんのオランダ語原書を前に、四苦八苦しながら訳している姿!
手持ちの参考書を「武器」という扱いで説明していく流れ!
語学好きとしては、本当に感涙、といいますか、外国語解読の喜び(苦労ともいう)をじわじわと感じるシーンでありました。
わずかな手がかり(ちょっとだけ判明した訳語)を元に、あれこれと意味を類推し、ぴったりとくる言葉を探していく.....
原書読みの醍醐味(大変さともいう)にあふれてましたねー。
前野先生のお部屋が、参考文献に溢れ、付箋だらけの本がどど積みされているところ、もう、わかりますわかります、という感じで、
物語とは別なところで、感激しておりました。
外国語取扱中、って、ああいう感じになるんですよねえ。

それにしても、よくあれだけの「武器」で、全訳を成し遂げたなあ、と。
専門分野だったとしても、内容は未知のものでしょうし、当然、訳語などもなく、大変だったろうなあ。
作中でもありましたが、おそらくは図譜の貢献が大きいのではないかなと思います。
いやいや、それでも本文は相当量でしょうから、そして、今でも難解といわれるオランダ語、それをあの時代に、というのは本当に頭が下がります。

辞書も、文法書も、そしてインターネットまであるこの時代、難しいとかなんとか文句言っていては良沢先生に叱られるな、と思ったお正月でした。

今年も語学がんばります。

# by hao3chi1 | 2018-01-05 21:44 | ことば | Trackback | Comments(0)

「大人のため」、そのこころは?

語学講座でも語学テキストでも、講師の先生の巻頭言はいつも読むようにしています。
そこには、レッスンを貫く、講師の思いが、講師の言葉で語られているからです。

今回の、ロシア語入門編の「大人のためのロシア語」も、ぐっとくることが書かれております。

外国語の入門レッスンというと、あいさつや自己紹介に始まり、お天気の話やお店での会話、レッスンが少し進んでも、せいぜい道案内や観光名所の説明、というのが通り相場。(まいにちロシア語2017年10月号8ページより引用)

おおおお、痛いところを突いてきますね。その通りです。旅のなんちゃら会話、に終始することが多いですよね。

聴いて楽しいだけなら、落語か漫才を聴いた方がよっぽど気分転換になるはず。(同上)

その通り過ぎて、もう笑うしかない。

けれども、ラジオをお聞きの皆さん、周りにロシアの方がたくさんいらしたり、すぐにロシアへ旅行をされるという方、そんなにいらっしゃいませんよね。そうしたら、せっかくあいさつができても、自己紹介ができても、ラジオの前で繰り返すだけ。ちょっと空しいですね。(同上)

さらに、ぐいぐい来ますね。自己紹介あたりで満足している頭に、びしゃあっと冷水をぶっかけてくる感じ。目を覚ませ、と。
このあたりは、かつてのポルトガル語短期講座で過去形を出してきた武田千香先生に近い香りがします。
(「過去形ができなかったら、昨日の話もできないじゃないですか!」)

それで、

周りにロシアの人がいなくても、旅行の予定がなくても、(同上)

勉強する意義を見せてあげましょう、この「大人のための」ロシア語講座で(←意訳)、となるのです。

これは、ロシア語に限らず、たとえば、ポルトガル語の学習に置き換えても、そうだよなあ、と。
周りにブラジルの人がいなくても、旅行の予定がなくても、そう、「大人のための」ポルトガル語学習。
いいですね、この感じ。

入門というくくりのなかでぐるぐるしがちなのですが、一度、冷静になって、なんでやってんのか、を考えてみること。
そこから、自分の勉強を定義し直して、ターゲットを新たに決めてみること。

今回の巻頭言で気がついたことでした。




# by hao3chi1 | 2017-10-21 14:40 | ことば | Trackback | Comments(0)

「大人のためのロシア語」いいじゃん!

2014年前期の再放送、ではありますが、当時のは録音録ってあるだけで聞いてなかったので、
今期、初めて聞いております。

NHKラジオまいにちロシア語、この10月からは「大人のためのロシア語」であります。
第1週を一気聞きしましたが、これはなるほど、斬新な構成。
かつての、テレビ英会話(今は亡き、小川邦彦先生の講座。マーシャ先生もご出演だったかも。)を彷彿とさせる、視聴者代表参加型ですよ。
ラジオの向こうから一方的に語ってくるのではなく、ちゃんと先生ー生徒つながりで放送が成り立ってます。
これは聞きやすいですね−。
「大人のための」というので、レベル的に、永遠の初心者な私には高すぎるかと敬遠しておりましたが、
まあ、ものはためし、聞き流しでもいいかという軽い気持ちで聞いてみたら、
ぴたっとくるものがありました。
もちろん、単語はばんばん出てくるし、途中で生徒さん相手に質問も出てくるし、かなりしごいてくれますが、
そういう講座はしばらくなかったので、okです。
そして、生徒の小倉君が、初回からいい味出してます。
どこまでが台本やねん、と、こっちが突っ込みを入れたい感じです。
タレントさんか、と一瞬思いましたが、本物の大学院生さん(当時)らしいですね。(現在は卒業されている模様。)
小倉君の今後の進展も楽しみですが、同時に、なんか、負けられんと言う気もしてきました.....
(青山南先生は「(年取ったら)ネイティブは目指さない」とおっしゃってて、つい先日、そうそう、とうなずいたばかりではありますが。それはそれ、これはこれ。)
これ、おもしろいかも。

とはいえ、例のかたつむり初級編、最初の30回分くらいは既に4回以上聞き込んでいるので、
単語によっては、黒田先生とエカテリーナさんの声が脳内エコーで反響しています。
あれもなんとか完走したいな、と思いつつ、既に幾星霜ですが。

ロシア語しばらくやってみます。


# by hao3chi1 | 2017-10-17 20:24 | ことば | Trackback | Comments(0)

『人生を豊かにする学び方』(汐見稔幸著)にまなぶ

ちくまプリマー新書というのは、中高生を対象とした新書シリーズなのですが、
相当昔「中高生」だった世代にも、なかなか読ませる内容が多く、
それでいて、ツウぶらず、さらに話題性を狙ったりもせず、オーソドックスだけどきらっと光るラインナップで、
私は好きです。

そんなシリーズが並ぶ本屋の本棚で見つけてきたのはこちら。


NHK「すくすく子育て」でいつも温かいまなざしで見守って下さる汐見先生の本です。
帯には「学生も大人も!」一生役に立つ学び方とあります。

主として、受験勉強や人生に悩む年頃の皆さんに向けて語られておりますが、
「生涯イチ学習者」の語学フリークにも大変心支えられる内容です。
たとえば、「学ぶ」というところに「語学を」を補って読むと、本当にぴったりきます。

学生さん向けに勉強のやり方も書かれていますが、
これが、いわゆる「ハウツーもの」のような押しの強い書き方ではないのがいいですね。
取り立てて目新しい技はないのですが、
要は子育てのごとく、「肩肘張らずに自然体で、好きなように」ということが根底に流れています。

最終章に書かれている、「学び」の三段階は、初めて知った内容ですが、これはぐっときました。
つまり、
「端緒知」「実践知」「人格知」
の三段階。
知って、深めて、物の見方も変わっていく。
「学び」の醍醐味ここにあり、と感じました。



# by hao3chi1 | 2017-10-12 18:04 | ほん | Comments(0)

『60歳からの外国語修行』(青山南著)に憧憬

語学本と言えば、こうやって私は話せるようになっただの、なんだのと、成功話が多いわけですが、
なんと、この本は、「話せるようになる」ということが主題ではなく、
語学研修にこと寄せてメキシコに行ったら、超楽しかったし、また行くし、
という60歳紳士の、語学エッセイなのです。

黒田龍之介先生の語学漫談も大好きですが、青山南先生のこれも、ツボです。
これは、語学エッセイの新ジャンルかも。

なんといっても、「NHKスペイン語講座」の4月と10月を延々と繰り返して、某放送局を潤すも、そんなわけで肝心のスペイン語はさっぱりで、
しかしながら、そこで「努力と我慢が足りん」などとは考えず、
「これは、ナマのスペイン語にどっぷり漬かる環境にないことがいかん」と看破、
単身、ネットで探したメキシコの語学学校に入学してしまう、という行動力。
しかも、メキシコの一般家庭にホームステイ(お互いに、ほぼ語学では通じ合えない状態で)。
それがまた、見境のない青年ではなく、60歳、著名翻訳家の青山先生なのです。

要所要所にスペイン語知識を入れつつ、現地の状況やら、学校の同級生の様子やらを取り混ぜつつ、
「語学好き」「語学研修で外国行くって最高」といううきうき感があふれています。

うらやましい。
私もいつか行きたい。と、心底ふつふつとする一冊でした。
是非、続編お願いします。


# by hao3chi1 | 2017-10-10 16:32 | ほん | Trackback | Comments(0)

夏休み語学計画実行中

いよいよ、久々の長期お休み、夏休みの到来です。
冬はなんだかんだ言って、大掃除したり、季節の行事があったり、で、遊びらしい遊びもできずに終わってしまいますが、
夏こそ、夏休みこそは、自分の好きなことをやりたい!
日頃の手抜きから掃除とか片付けとか気になることはありますが、この際、それはそこそこにして、
今年こそは、
「遊んだぞ」
という実感を持って、夏休みを終わりたい!

というわけで、目下、語学計画を実行中です。

なんといっても、「賽の目河原の積み石」化している、ロシア語を、前に進めます。
黒田先生、ごめんなさい。
「カタツムリの初級編」、春先からすっかり休んでいて、カタツムリが化石になりそうデス。
このお休みに、また第一課からやり直し、とにかく、最後まで一通り聞きます。
キリル文字、すっかり、忘れ去ってて、もうこれで何度目なんだろう、とちょっと悲しくなりつつも、気を取り直して、Яとかやってます。
番組は大変に楽しい(注:2013年の録音です)ので、連続して聞いても飽きないし疲れません。
そもそも、最初のあたりは、4−5回は聞いてるところなので、ささささ、と進めています(忘れてるけど)。

さらに、録りっぱなしの英語系もこの際、聞きます。
「英会話タイムトライアル」が短くていいので、やってます。
が、こちらは、本当に「英会話ジム」なので、連続してやっていると、集中力が切れてきます.....
続けて聞くよりは、何かの合間に、びっと集中してやるのがよさそう。

もちろん、ポルトガル語も忘れずに。
こちらは、とりあえず、NHKのポルトガル語ニュースとブラジルのポッドキャストを聞く、という計画。
やりかけのテキストもあるので、そちらもぼちぼちと。

どっぷり語学な夏休み。
初日はそこそこできていますが、さてさて、最終日にはどこまで進んでいることやら。

とはいえ、大変にエンジョイしております。



# by hao3chi1 | 2017-08-11 17:12 | ことば | Trackback | Comments(0)

ほぼ日『スール』のアトリエコート

久々に、ほぼ日のウエア系を購入しました。
それは、三國万里子さん監修『スール』のアトリエコート

三國さんがフランスの古着屋さんで見つけた100年前のワークコートを原型に、パターンを引き直して製作した、とのこと。
(いつもながら、こういうストーリー付けが本当にほぼ日はうまい。)
購買意欲のツボをぽんぽんと押されて、もはや買うしかない、ということで買いました。

コートにも、ということでしたが、結構、細身仕立て。
思えば、三國さんもなかしまさんも、お二方ともスレンダーな体型。
そういう方々が着用、ということをもっと早くに思い出すべきでした。
ランニングTシャツくらいならいけるかもしれませんが、普通に長袖Tシャツだと、私の場合、コートは無理でした。
ワンピースというような生活ではないのですが、まあ、家の中で着倒すつもりでの購入だったので、下にスパッツなどはいて着用。
袖は止めずにまくるとかっこいい、といいますか、そういうわけで、肩幅・袖丈の問題から、まくるしかない、という状況。
元々、なんでも袖まくりして着ているので、その辺は気になりません。

インディゴ染めということで、色が出るだろうとは十分予想して、単独で洗いました。
いやいや、結構、色が出ました。
ワークコートのタグが青く染まりました。
更に、1回目の洗濯をして、干した後、手を見たら、指が全部青くなっていたのには、ちょっとびっくり。
(石けんで落ちました。)
回を重ねるごとに色落ちは少なくなってはきましたが、油断せず、当面は単独洗いです。

洗濯機の手洗いコースで洗ってますが、すこ〜し袖丈が縮んできました。
今の感じは、ちょっと着丈が長めのワークシャツ、という感じでしょうか。
着心地はいいので、着ては洗い、着ては洗い、で、大活躍中です。

細身だったり、色落ちしたり、縮んだり、と、ちょっと手間は掛かりますが、
育てるつもりで着る楽しさ、を味わうことのできる一着です。

# by hao3chi1 | 2017-05-06 17:18 | ほぼ日 | Trackback | Comments(0)