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ルイ・ヴィトンのエキシビションで旅を考える

ブランド物にはさしたる興味のない私ですが、「旅するルイ・ヴィトン」展の広告に心動きまして、会期終了間際ですが、行ってみてきました。
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このエキシビションではルイ・ヴィトン創生期の製品から今日のファッションブランドとしての数々に至るまでを一眸できるのと同時に、
ヨーロッパでの「旅」とはどういうものであったのか、をうかがい知ることのできる内容となっています。

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ハコ好きな方なら血が沸騰するかもしれないくらい、魅力的なトランクがテーマに沿って展示されています。
もうほとんどタンスですよね、というような大きなトランクもあり、解説を読めば、当時の旅行(主として船旅)ではこうした大きなトランクを15,6個も積み込んで出かけた、とのこと。
日本で言えば、江戸時代の大名行列、に匹敵するような荷物だったのでしょうか。

おそらく庶民はこんな大がかりな旅行には出かけなかったのでしょうが、それにしても、旅行というもののとらえ方の違いをはっきりと感じました。
つまり、大トランク旅行では、毎日の(豪華な)生活を続けるために、服やら道具やらをぱんぱんに詰め込んで出かけます。
一方、たとえば、日本の浮世絵で描かれているような旅人は、本当に柳行李ひとつで目的地に向かいます。
日常を盛り込んだ旅行と、潔く非日常と割り切る旅。

本棚に机まで付いたトランクやお化粧道具が整然とはめ込まれたバッグを見ながら、そんなことを考えていたエキシビションでした。
by hao3chi1 | 2016-06-11 21:19 | アート | Comments(2)
Commented by happy-smile-frog at 2016-06-19 19:44
こんばんわ。

良いですね。

興味あります。

箱好き。

揺れます。

カエル
Commented by hao3chi1 at 2016-06-19 20:45
カエルさま、お久しぶりです。
このエキシビション、非常におもしろかったです。ヴィトン目当ての人ががっかりしてたくらい(ホントです)、ブランドとは離れて、旅文化を見せる展示でした。
昔のトランクとか痺れますよ〜。
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