黒田先生の『ロシア語だけの青春 ミールに通った日々』

のりぃ先生と同じくらい大好きな黒田龍之介先生の本を丸善の本棚で発見し、うきうきと買ってきました。

ロシア語だけの青春 ミールに通った日々

黒田先生のこれまでのご本にちらちら出てきた、ミール・ロシア語研究所。
こういうところが東京にはあったんだなあ、と。
ちょっとうらやましくも、でも、もし当時東京暮らしであっても自分で電話する勇気はなかったかも。

黒田先生が、高校生の頃から通い、憧れ、大学に入ってからもずっと続けていたミールでのロシア語学習。
先生が黒田青年であった頃の、逡巡の日々が語られていて、今のあの黒田先生にはこういう背景があったのか、などとしみじみと読みました。

ミールを通じての人の縁、さざ波のように広がる仕事。
人生は偶然で展開していく、けれど、やっぱり、あるべき所にあるべき人は進むのですね。

ミールが閉校するとき、その後を継ごうと黒田先生は本気で考えられたようですが、代講をやってみて、とても体力が続かないことを痛感されて断念。
本気で教えるって、本当に大変なことなんですね。(本気で教わる方も体力気力が充実してないとついていけないのですが。)

NHKロシア語講座でお馴染みの貝澤先生のお話も出てきます。
学生時代から超優秀で、ミールではマジメで厳しい先生であった、と黒田先生は書いておられます。
こういう内輪話も楽しい本ですね。

by hao3chi1 | 2018-05-06 16:56 | ほん | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://haobuhao.exblog.jp/tb/29477791
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
GRD2に回帰する >>